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エンジンオイルについて、泡追加 [cub90]

メンテナンスの一番基本エンジンオイルについて


お金があるなら、

純正の粘度のあった一番いいオイルで

頻繁に交換すれば良いことは明らかである。

確実で安心できる。

でも、それでは面白くない。(私はと、お断りする。本当はお金が無い。とほほ)

以下はへそ曲がりと貧乏の人が見てください。

車のオイルは、バイクに比べ安いので、それを使う方法を考えた

なぜならば、CUBのオイルは、常に全開走行で消耗が激しく、バイク用オイルの

2000円/L近いM5100でも800km位で劣化を感じた。

1200円/Lの鉱物油でも1500kmを超えると新油からのガサツ感がさらに大きくなる。



以上の結果、大体のバイクオイルで1500km以下で交換すれば良いということになる。

(CUB90で3速で、常に50km/h以下で運転されている方は、2000kmでもいいと思う。)

バイク用オイルより、安価で高性能の車用オイルが使えれば、維持費が安上がりになる。

その場合の、車用オイル使用の注意点を以下に検討した。


  車のオイルで、SG、SF、SD規格ならば、そのまま、バイクに使用できる。

しかし、その規格のオイルは現在ほとんど販売していない。古い在庫品もダメ。

  現在の規格で販売されている車用のオイルは

SN、SM、SL、SJであろう。

  CUBの湿式多板クラッチに使用できるとするならば、

モリブデン減摩剤の入っていないSLかSJである。

省エネのスターマーク(ギザギザ円マーク)のないオイル。

クラッチすべりに関しては、上記のSL、SJ規格でスターマークのないオイルでOKですが、



それをそのまま使い続けると問題が起こる。

問題とは、

車オイルはバイクオイルに比べギヤの保護添加剤が少ないため、ギヤ関係の部品に

欠けや、クラック、破断が起こる確率が大きくなるということ。

(エンジン内のキック機構のスプリングやシフト切り替えのレバー辺りなんかやばそう)

車のエンジンオイルにもそれらの添加剤は入っているが、それらの添加剤は

 排気ガス浄化の触媒を劣化させてしまう事から、SJ規格より、濃度を下げられて、

SN規格では、かなり低くなってしまっている。

それらの添加剤は、運転時間により、酸化されて次第に濃度が低下する。

 車よりオイル温度が高くなることも不利。(空冷エンジン)

 車に比べ潤滑する部分に比べ、オイル量の少なさも不利。

 ギヤを保護する添加剤とは、リンや硫黄、それと亜鉛(を含む化合物)である。

リンと硫黄が排気ガスの浄化触媒毒であるが、それら化合物は、

鉄表面に結合してヌルヌルの状態にする。それにより、歯車の衝撃を和らげることが

可能となる。ただし、濃度を高くしすぎると、飴玉をしゃぶった時のように、

常に摩擦されている歯車やシャフトやベアリングのヌルヌルが溶けてすり減りが加速する。

CUBの場合は、カムとロッカーアームなどが、良くすり減る気がする。

それらの添加剤は温度や、ブローバイガスによって酸化しやすい。

車はギヤの潤滑とピストンシリンダーやカム、弁機構の潤滑を別けている。

  したがって、

安いSJやSLの車用エンジンオイルをバイクに使用するには注意が必要です。

コスト削減の為、昔のオイルより添加剤量は基準ぎりぎりに低くしている可能性もある。



対策は、


1、SJやSLの車エンジンオイルのみならば、1000km未満500km位で交換する。
  (エンジン保護添加剤濃度が添加剤が有効に働く濃度より低くなる前に交換する。)

2、SJやSLの車エンジンオイルとバイクのオイルを半々混合して1000kmで交換する。
  (エンジン保護添加剤濃度を初めに高くして。低濃度になるまでの時間を延ばす。)

3、SJやSLの車エンジンオイルに〇△☐を少しづつ添加して、1000kmで交換する。

注意 3の場合は、亜鉛濃度に注意してギヤ保護添加剤濃度はやり方によっては、
    1000km以上持たせられると思うのですが、

くたびれたCUBのエンジンは、ガソリンやブローバイガスの混入、吸入空気からの埃、

(純正のエアーフィルターも細かい埃は通過し、

ガソリン中の埃も追加で付けている紙のフィルターをも通過する。)

エンジン添加剤は高温ほど消耗が早くなります。

金属疲労による金属粉の混入や、鉱物油エンジンオイル自身の熱劣化を考慮しています。

常に全開に近い運転ですので。


注意、エンジンオイルの混合は鉱物油どうしを想定しています。

 エステルとかのオイルは下手に混ぜて温度を高くすると反応するかもしれないので

パスです。エステルを含むオイルを使う人は、ここは読んでいないと思いますが。

以上、本当は、エンジンオイルを分析して、判断するのが最適ですが、分析するにも

金が掛るし。

  反対に、バイク用高級油で5000kmも高回転で運転したら、エンジン保護の

潤滑はできても、添加剤は、すでにオイル中には残っていません。

 そんなことを続けてエンジンの調子が悪くなったら、バイクを替えることになるでしょう。

それも自由です。自己責任で、お願いします。

追記:

キャブレターのガソリン濃い設定バイクでトップギアでエンジン回転がついてこられない速度にて

フルスロットルし続けると、エンジン回転数にむらができ、(エンジンの回転に抵抗するものが

時々入り込む感じ)そのような時は、すぐにオイル交換してください。

排出したオイルはガソリン臭が強いはずです。ガソリンでオイルが希釈された証拠です。

危険ですのでオイルを廃棄する前にガソリンをしばらく飛ばしてください。


 ちなみに、エンジンの寿命は、エンジンケースのヒビとクランクの破断です。

一番安全率をとっている部品が、経時劣化した場合、全部品の交換が必要になる。


追記2

  私のCUB90はエンジンオイル粘度10w-30ですが、

走行距離が3万km超えているので10w-40に近づけています。

夏は固め10w-40に近く、冬は柔らか目10w-30に近く

追記3

エンジンを停止して、ドレンボルトを外し、オイルを落とすと、

オイルが泡で乳化したみたいになりませんか。

水分がオイル中から抜けきれないのか、白い濁りが、ずいぶん残っている。

オイルに気泡が混入すると、冷却や潤滑に悪い影響がある。


250TRに少し良いオイルを入れてみた結果から、

クリアランスが大きいエンジンは、半合成より、鉱物油の方が良いかも、

水冷の最新式は全合成が良いかもしれませんが。


追記4

バイク用のオイルの純正以外のおすすめは

UTCバイク用4サイクルオイルSJ 10w-40

エクソンモービルスーパー4Tモーターバイク10w-30 SG

くたびれた私のCUB90の場合、冬はUTC200cc+モービル400ccの600cc

気温が20℃位でUTC400cc+モービル200cc

夏30℃以上ではUTC600cc。

使用すると、10w-30の多い冬の方がエンジンの回転はスムーズに回る。

しかし、70km以上の速度で30分以上回すと、さらに回転がスムーズになるが、

喜んではいけない、オイルの劣化現象である。それでも、

10W-40を少し入れているのが保険である。

夏は10W-40なので、回転が上がらない最高速度も70km位になる。

エンジンは熱くなるので、30分もフルスロットルで回すと、オイルの劣化でエンジンの回転が

より回るようになる。路面も熱く、グリップは良いが、車体の剛性が無いのとブレーキが

弱いので、やはり、MAXは70km以下に抑えて、カブドライブを楽しんだ方が良い。

オイルの量が少ないCUBは長時間運転するなら、50km~60kmで、

70km継続は最大30分で必ず休憩をする事。オイル温度が上昇しすぎ、

バルブも赤熱してしまう。

尚、レッグシールドの穴を拡大し冷却能力増大し、夏対策。冬はガムテープで穴を塞いで

冷却しすぎを防いでいる。

 エステルオイルは冬は入れない方が良いと思う。

排気ガス中の水分などが蓄積しやすい。水と排気ガス中の酸でエステルは酸とアルコールに

分解される。酸はエンジンの一番消耗しやすい場所。

高温で常時力のかかる場所を攻撃する。

クランクシャフトのメタル軸受けやヘッドのカム周辺、ピストンリング等。

それらのメンテナンスには金が掛る。

















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