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cubタペット調整 [バイク]

--- カブのタペット調整について ---

カブのタペット調整方法
CUBの場合、タペットクリアランスは

吸気も排気も同じ 0.05mm ±0.02mm 要は0.07~0.03mm

シックネスゲージはインチとミリの目盛りがあるので間違えないように。

10000km毎に調整したほうがよいと思う。


準備:

(カスタムのため)Tマークのぞき窓と、フライホイール回すための、横の2つの蓋をコインドライバで外す。

固い時はWD40を吹き付ける。

 レッグシールドとエアーフィルターボックスを外し、

キャブのドレンを緩めてガソリンを落とし、

上のタペット調整に邪魔にならないように90度横に向ける。

ゴミが入らないよう、開口部にウエスで蓋をする。

タペットカバーを取る:

タペットカバーを上下ともM17で外す、私のは下が取れなく、急いでHCで300mmのパイプレンチを

購入し、それを使用して、どうにか取れた。(下側蓋に焼き付き防止のカッパーコンパウンド塗布する。)


バイクを多少持ち上げて、作業しやすいようにする:

 台の上にセンタースタンドをかけて、更にエンジン下にあてものを入れて、前側持ち上げる。

そうしても、地べたにねころむが。(ネコロム時下に段ボールを敷く、体と工具を置くため)


エンジンを上死点にあわせる:

 クランクを反時計回りのぞき窓の矢印方向回す。

吸気側のバルブを押し込んだ後のTマークで止め固定する。

(逆方向の回転はカムがずれるのでダメ、でも10度くらいはどうしようもないので無視した。)

ここが上死点、吸気バルブも排気バルブも閉の状態。

Tマークはもう一つある。それは排気バルブ開になる

吸気側と排気側タペットが沈み込んでなく、外側に出ていること。

手で、吸気側と排気側のタペットをもって上下に揺さぶり、両方とも大きく動かないことを確認。


タペット調整:

 タペットのナットを緩め(上側の硬さで締めるので覚える。下側のナットはそれよりも固いがそれは

上より高温になるからだと思う。)、

タペット調節ねじを緩めて、0.05mmのシックネスゲージを

タペットねじとバルブステムの間に挟み込み、(暗くて見にくい、狭く挟みにくい。)

 タペット調節ねじを指で一杯まで締めて(タペット調節用ドライバーで締めたら

程度の感覚が判らず、何回やってもうまくいかなかった。)

ナットも手で仮締め、タペット調節用ドライバーで動かないように固定し、

M9のメガネレンチで締める。締めすぎないようレンチの根元のほうを手で持ち

上側を緩めた時の硬さを思い出して、締めること。トルクは1.5kg/m位だと思うが、

スパナー式のトルクレンチでも測れるかどうか。手の感覚しかないかと思う。

たぶん調節ねじが多少ずれても

1/16回転は許容範囲なので、気にせず調整後の確認をする。

ナットを固定したらシックネスゲージを外す、多少こすれるぐらいが適当。

吸気(上側)と排気(下側)両方調整すること。たぶん下側が重要だと思う。


調整後の確認:

 調整したら、再びクランクを回してTマーク上死点(上参照)に合わせ、以下の確認をすること。

 1) タペットを持ち上下にゆすりかすかに動くこと、

 2) 0.04mmのシックスネスゲージがタペットとバルブの隙間に入ること。

問題なければ、上のタペットにオイルをぶっかけて蓋を締める。

注意: ゴミを入れると、エンジン壊れます。

タペット調整の工具や手はきれいにして、砂ほこりがついたら、

必ずきれいにしてから使うこと。下側をやるときシックスネスゲージを落としやすい。


プラグの確認:

プラグを緩めたら、締め付けること。(やり方は、いったん緩めてから、締め付けるようにする。

そうすれば締めこんだのにさらに締め込みを防ぐことができる。)


動作確認1:

 ガソリンオフでスイッチoffにてキックをして、大きながたがたカチカチ音等異音があれば、

調整やり直し。排気のポコポコ音は正常、



動作確認2:

エンジンをかけて、アイドリングを確認する。

結果、エンジンをかけると、排気音がブブ(おならのような)と、少し大きな音になる。

  大きながたがたカチカチ音がしないこと、かすかに小さくカチカチ音はする。

再度、各部のねじの締め忘れがないか確認する。

動作確認3:

10分以上暖気して、ゆっくり発進。2速での速度を確認する。周囲の安全を十分確認する。

スピードメーターをちょくちょく見るので誰もいない、見通しの良い直線道路がよい。


結果、2速でアクセルを80%くらいまでスムーズに回し、(CUB90は3速まで)

    スムーズに5550k上位まで速度が上がればOK
   
    回しすぎないように注意すること。


このブログをもとに行動したとしても、良い効果を確約できませんし、

事故や故障、損害にあっても、全て自己責任でお願いします。








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